開戦早々、もう恋に敗れそうな男がオネエの魅力を三つ語る。
こんにちは、宍戸です。
173センチ、75kgの中肉中背。特に秀でた点がない根暗大学生にとって恋愛は鬼門です。
服装や身嗜み、性格面でカバー!
手に取る恋愛雑誌はそろいも揃って異口同音。
「えぇー、男―?やっぱ、優しさじゃなーい?」
分かりやすい嘘をつくな、女子たちよ。既に地球を包み込むほどの優しさを持っているというのになぜ、白い眼が向けられる。黄色い歓声が一つぐらいはあってもいいだろうに。
とかく、自分は普通の根暗であり、従順にアドバイスに従った挙句に今の自分がいる。
加えて、恋愛については臆病だ。哲学者を気取って恋愛を考えてはいるけれど、実際は銃を突き付けられた人質のごとく冷や汗をかき、噛むわ、どもるわ、焦るわ…。
何一つとして上手くいった覚えがない、今回の恋愛だってわかりきってるし…。
そうやってグルグル考えていたら、どこをどう道を違えたのか、
いつの間にか自分は世にいうオネエを崇拝していた…!
という訳で今回はおねえについて独自の見解を語らせていただきゃす。
目次
1 自由。
2 包容力
3 綺麗
これからも根暗大学生独自の偏見です…。
1自由
おねえってなんとなく自由な感じがしません?しがらみだらけの自分にとって彼女らは
なんとなく自由な風に思えるんです。それはおねえの皆さまにとっては「別に自由じゃ
ないわよ、いろいろ窮屈よ」と仰ることでしょう。
だから、あんまり羨むようなことを言っても不快にさせてしまうことになってしまうか
もしれないので声を大にしていうことはあまりしたくないです。
でも、やっぱり、ただただ恋愛観を煮詰めるのを極めるしかない自分にとって、自分の
本当の気持ちを打ち明けて、冷たい視線を向けられることに耐えて、本当の自分を貫い
てる姿をみると、やっぱり、自分にはない「自由」を感じてしまうんですよね
2包容力
実は友人にオネエがいます。
僕の数少ない貴重な友人です。
色眼鏡で見られることもあるけど、それにめげない姿がやっぱりかっこいいんですよ。
話したりしても面白いし、一緒にいると、目に見えない魅力を感じたりすることもしばしば。
特に失恋したときの相談に乗ってくれるその包容力たるや…!
やっぱり、女性としての心を持ってるからか、不思議と柔和なんですよね。こっちがう
ぉんうぉん泣いてる間は頷いて、ただ受け止めてくれる。そして、励まし方も人一倍複
雑な立ち位置にいるからこそ、心に染み込むような優しい言葉を与えてくれる。
これは完璧な主観で、全員が全員包容力があるとは限りませんが、やっぱり、おねえな
らではの魅力の一つなのではないのかなと個人的に思います。
3綺麗
ぎゃははは、という笑い声って女の子から出るとちょっとびっくりします。
何も女の子は女らしくしなさい!という押しつけをしたいわけではありません。
そんな風に押し付けられると、気分を害してしまうのはもはや周知のことです。
でも、やはり少し度が過ぎたようなことをされると、見ている方としては少し、もったいないな、という風に感じてしまうんです。
そんな現状を鑑みると、個人的におねえの方が美しいのでは?と思うことが多々あります。
元が男性ということも影響してか、彼女たちって美しくなる、ということに一層気を使
っている人が多いな、という印象を受けます。
グラスの持ち方一つとっても、第一関節でもつと男らしくなるから、第二関節を使って
添えるようなに持つと女性らしくなる、など細かい所作に至るまで、女性として、女性
らしく美しくあろうと努力している人もいます。
そういう風に努力する人と何もしていない人とでは、やはり、おねえの方が美しく、女
性らしいと感じます。
まとめ
再三言いますが、以上は恐ろしく僕の主観です!全員が全員がそうであるとは限らないし、見当違いなところも散見できることでしょう。おねえって実はすごいのでは?ということを今回、冗漫に語りました。少しでも共感を得られたのなら、これ幸いです。
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今回もありがとうございました!