久しぶり

何ということだ…!

 

このサイトに舞い戻ってくると実に2年余りの歳月が流れているのではないか…!

 

浦島太郎、はたまた精神と時の部屋帰りの銭闘民族も驚きである。

 

何なんだ、このブロガーは!?

 

意気揚々とこれからの方針などおおよそやりもしないブログの指針を打ち立て!

 

挙句!ほったらかしてしまう体たらくである…!

 

ワインや神戸牛の熟成、銀座のお高いお寿司屋さんがネタを休ませるようにーー

 

とは至極無縁の単に「腐らせる」ような所業に他ならない。

 

こうして文字を打っている今もおおよそ読者目線ではなく、シンプルに自分の書きたい

ことを書いているあたりに物書きとしての凋落が見て取れよう。

 

というか読者なんてそもそも…

 

それはご法度。物書きのなによりの原動力は「見てほしい」のだからそういった現実に目を向ければ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように筆が止まってしまう始末である。

 

しかし、まぁ、ここまで見てくれた奇特な読者の中には「こんなにブログ更新をサボる

 

なんて!さぞや、充実した大学生活を送ったに違いない」と考える輩もいるだろうが、

 

安心してほしい。それは絶対にないということができる。

 

充実した毎日ハッピーな日々を送れているなら、こんな黒歴史まっしぐらのブログに

 

なぜ、再び馳せ参じようか。

 

無残な青春時代を過ごしたことは言うまでもあるまい。

 

という訳で今日からまたブログをちょくちょく書いていきたい。

 

ちょくちょくというのはこれまたひどく曖昧で申し訳ないのだが、一度ブログ掲載を行

 

って毎日更新というのは自分のキャパ以上の内容であることが分かった。

 

だからこれから、書きたいことがあったら書くような気ままなスタイルで行こうと思っている。

 

読者から応援のコメントがあればその限りではないけれども…(笑)

 

では、また!

 

 

 案の定、ユニクロ童貞が見るも無残になった話(立志編)

大学というところ、四方八方、きらきらとした女子があちらこちらに散見できる。

これまで綺麗な女子というのはおおよそ、加工が当たり前の作りものばかりと画面の外から気持ち悪い笑みを湛えていた自分にとっては僥倖であった。
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こんな美少女たちとこの大学で四年も過ごせる。比較的そこまで偏差値の高い大学ではないものの、私の受験による沈みは瞬く間に解消された。

しかし、入学して数か月と過ぎ、もう折り返し地点かと省みる時期に来てもなお、私と女子たちの差は一向に空いたままである。

以前、女子の脇息になったエピソードを語った
わけではあるが、私の学内の異性の友達はおおよそ彼女ぐらいのもんである。

加えて、久しぶりに好意があるわけでもなく、別に下心もあるわけでもなく、ただ声をかけるために「よぉ、元気か?」とあくまでフランクに装って彼女に話しかけた際、横にいる男を彼氏だと言って、頼んでもないのに紹介してきたことがあり、少し傷ついている。

あぁ、もっと女子と語り合いたい。日本の未来を憂いつつも、諦めず希望を見出すようなお話をしたい。そのためにはこの私と女子との間に広がる広大な溝を埋めなければならない。

そして、私が見出したポイントはそう、「ファッション」である。

見れば私は毎日着ているのは小汚いジャージばかり、かたや女子たちは「あべいる」やら「しまむらでかったの!」やら聞きなれない単語を使って、集団でファッションショーをしているではないか。

これまで究極の機能性を求めた自分にとってジャージ以外のものになんら興味は示さなかった。事実、ゲームセンターなどで発揮されるジャージのみに許された機動力には目を見張るものがある。(特に不良に絡まれたとき。もちろん、逃げるため。)
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しかし、やはり傍から見るとむさいジャージ男と今を生きる女子大生との絵はいささか滑稽に思える。

女子たちと話すにあたり、服装の改善は急務である。こちらが一歩にじり寄れば、女子たちは五歩後ずさる。そんな現状を打開するためには自分を!まずは服装から変えていかなければならない!
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そのような下心にまみれた決意を持って、ジャージ男は大学生の御用達、ユニクロへと向かったのであった。-(立志編 完 次回惨殺編に続くー)

Xデー

現在2月10日、男は珍しく筆をとった。
星が依然きらめく早朝にスノーダンプを両手にわずらわしい重たい雪と奮闘するのは雪国生まれの宿命である。
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積りに積もった雪を掃いては捨て、掃いては捨てる。単純な作業であること極まりないのだが、何年たってもこの終わった後の疲れは捨てられる雪のようにはなかなか消えない。
年始の挨拶のはばかられるほどの労働であることはこれで読者諸君らは理解できるであろう。加えて学生たるもの期末試験などにも一層のやる気を持って取り組まなければならない。
許してほしい。少々、ブログを長らく更新しなかった理由としては情状酌量の余地はありありだろう。
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春休みが始まってなお、雪投げに追われているのにも関わらず、なぜこの枯渇した男がいきなりブログを再開し始めたのか?ひいては何がこの宍戸に筆をとらせる活力を与えたのか?
久しぶりに出た町の様子の変化、そして、カレンダーを重ねて考えるとおのずと答えが見えてくる。そう、Ⅹデーだ。
道ゆく有象無象がなにやらついになって歩いていることが多い。これは災害の前触れだろうか?心なしか私も悪寒がする。家に帰りふと卓上カレンダーを見たそのとき、私はバレンタインデーなるものがまじかに迫っていることを知った。
バレンタインデー。甘美な響きの如く、その日には女性から男性に愛情たっぷりのチョコが渡され、男女が蜜月をともにする一年に一度だけ訪れる特別な日、らしい。
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しかし、想像して胸中に広がるのはチョコのような甘ったるい空気とは真逆の地獄の鬼どもさえ苦しむ烈火の炎である。
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今まで何ど期待を持って下駄箱を開き、そして絶望したことか。
もしや、机の中にと淡い期待を込めて覗き込んだ先にはケシカスの散らばるばかりのほの暗い虚空だけであった。
どんなものにも表と裏があり、バレンタインデーもその例に漏れない。
青春真っただ中だった、あの日の自分が可哀想でならない。
チョコをもらえるのはスクールカーストの上位3パーセントのサッカーもしくは野球部に所属するイケイケ男子のみであると知らず、純粋無垢のまま与えられないチョコを待ちぼうけしていた哀れな自分よ。憎い。ひそかに抱いたささやかな望みさえ無下に踏みつぶすこの世界が憎い!
古傷が痛むのはどうやら心にも当てはまるようで、街中のしたしげなカップルの姿が脳裏に焼き付いて離れない。
僕は今も哀れな自分のままであることを思い知ってしまう。
今も恋い焦がれるあの人が隣にいることはない。
画面が歪んできたので、今日はここで筆を置く。
読者よ、寂しいのは君だけじゃない。たとえ世界中がカップルで満たされようとも私はきみの味方であり続けよう。

女の子が転びそうになったときあなたはどうするのか?

思考が介入する余地すらない、刹那。

 

隣にいるあなたは一体どうするのだろうか

 

三日前のことである。

 

お昼頃だね、ということから始まった連中の話は食堂へ食べにいこう

 

ということで帰結した。

 

そもそも大学生を経験したものであるなら、誰しも理解できることだが、

 

基本、学生は一日のスケジュールは自分で決める。

 

授業やバイトとの兼ね合いもあるので、取捨選択をしなければならない。

 

お昼ご飯をたべるのもお腹の減り次第と自由気ままである。

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※実際のものを8倍ほど美化しております。


 

食堂までのルートで中庭を通らなければならない。

 

ことが起きたのはその道中のことだ

 

友人たちとたわいもない話しで盛り上がる一行。

 

その一人、リスを擬人化したような愛嬌のある女の子が身軽に縁石の上を渡っている。

 

視界の端にいる彼女がいやに目をひく。

 

違和感を確かめようと視線を移したとき、

 

既に彼女は体制を崩して、遠くなる空を見つめている。

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あぁ、足をすべらせたんだな、と認識したときにはもう一刻の猶予も許されない。

 

あなたはそんな状況下、果たして人間というものはどういうアクションを起こすのか。

 

一部の嗜虐趣味の人間以外はもちろん、彼女を助けようとするだろう。

 

宙に舞う手をつかむか、少し格好つけたいと思うなら、日ごろごろごろして蓄えられた余剰エネルギーを遺憾なく発揮することで、野獣のごときスピードで背後に回り込み、

「…ふぅ、お転婆だな、こねこちゃん」などと到底、その容姿では…と落胆される言動を吐き出せれば、上出来であろう。

 

しかし、人間いざその場に立って見ると、これがなかなか難しい。

 

そのような正攻法を実行できる人間ではなかった。

 

かと言って指を加えて傍観しているほど薄情な人間でもない。

 

では、僕はどうしたか

 

あまりにも一瞬すぎて、自身ですら記憶できなかった。

 

意識がはっきりし始めたとき、僕は四つん這いで地面を見つめていた。

 

結果論、僕は「椅子」になっていた。

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膝立ちで手を地面に下ろすことで四本の足となり、座る部分と化したような僕の背中には

 

彼女の手が乗せられていた。

 

一秒にも満たない刹那に起きた、この出来事。

 

依然として、この土下座にも近しいこの状況に感情が追いつかない。

 

「ありがとう…?」

 

「どういたしまして…?」

 

額面だけの言葉の応酬をして、静かに僕は立ち上がった。

 

読者達も低確率でこのイベントに逢うことがあるかもしれない。

 

その時にはどうか、悔いのないように行動してほしい。

 

これさえロマンチックにできれば、恋情を生み出すことさえ可能だ。

 

助けたいという気持ちが先行する余り、人間椅子になり、何とも言えない雰囲気が流れることのないよう祈ろう。

 

これは思考の介在する余地のない、刹那の出来事だから。

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ねこをねこられた話。

身元がばれるのを恐れ、snsは愚か外界にも顔を出さない生粋の臆病者の自分にとって、行先を明かすことすら気乗りしないので某温泉街とだけ記しておこう。

 

一週間前くらいのことにはなるが、かくして私はその某温泉街へと足を運んでいた。

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画像はイメージです。

 

そこいらの売店でまんじゅうを一つ買って帰るというのでは少し物寂しい。そもそも温泉街に来たからにはふらっと立ち寄った旅館の日帰り温泉を満喫するに限る。

 

外観はまるであのジブリ映画を彷彿とさせるような荘厳な木造の作りである。

 

重厚な雰囲気ではあるが、中から漏れ出すオレンジ色の光は思いのほか暖かかった。

 

誘われるようにすっと、旅館の中へ入ったがこれが正解だった。

 

一番印象的なのは露天風呂である。

 

ごつごつとした岩場に体を預けて、星を望んで温まる。

 

身に余る贅沢だ。自分の力不足の表現でこれ以上の蛇足してはいけない。

 

北国の夜風は凶暴で、外にでるやいなや突き刺すように吹き付ける。

 

せっかく温まったのに湯冷めしてはいけない。

 

名残惜しそうに旅館の玄関を見つめたあと、その場を立ち去った。

 

耳元を吹き抜ける風は虚ろな夜空から来る、宇宙からの贈り物

 

そんな下手な詩を心に描いていると

 

「にゃーん…」

 

ふと弱弱しい声が聞こえてきた。

 

見ると、道路のマンホールに前足をしまい込んだ猫がいた。

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「………」

 

「…にゃーん」

 

さてさて、今こいつは一体何を求めているのか?

 

美しい薔薇には棘がある、とは恋愛における常套句。

 

それは目の前にいるくぁわいいにゃんこにも同じこと。

 

どれ、頭にポンと手を置けば一目散に逃げ出すに違いない。

 

噛みつかれてもよい、ただ私はこの天使の姿のうちにあるどす黒い裏の感情が現れるのを

 

みたいだけなのだ。文字通りこの猫被ったやつにキュンキュンしている阿呆をたぶらかす

 

この悪魔の本性を暴きたい…!

 

「…にゃーん?」

 

「や、やわ…!」

 

なんだこのふわふわな感触はっ!いや、もふもふ?どちらでも良い。

 

今まで警戒していた理性が崩壊し、ただひたすらに猫を触る自分がそこにいた。

 

「お腹っ、お腹!お腹!」

 

「にゃーごろ♪」

 

「お鼻!お鼻!」

 

「にゃーっ!♪」

 

「お耳!お耳!」

 

「にゃ?にゃ!」

 

やわらかいような、少し骨っぽいところもある、それは魅惑の感覚である。

 

ふと気が付いて時計を見ると既に短針は9を指している。

 

「すまん、美智子!」

 

もう帰らないと!最後に頭を撫で、立ち去ろうとすると足にすり寄って必死に「帰らないで」

 

と止めてくる。

 

美智子、お前もなごりおしいのか。私もだ!

 

熱い抱擁を交わしたあと、僕は恋人と別れるようにそこを去った。

 

 

エンジンをかけ、いよいよこの温泉街から立ち去る。

 

名残惜しさを感じつつ、バックミラーで美智子の姿を確認する。

 

「ん…?」

 

その時、私の目に衝撃的な光景が飛び込んできた。

 

「誰だ…、あいつ」

 

先ほどまで戯れていた美智子、その隣に一人、小汚いおっさんの姿!

 

「ぐへっへ…今日もかわいいなぁ、美智子ちゃんは…あんな若造のめでっぷりでは欲求不満だったろう」

 

僕が君を満足させるからね…

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確かこういう頭をしていた…

 

「あ…美智子っ、あぁ、美智子ぉぉ」

 

にゃーんっこ!おじさんの触り方に快感を覚えているのだろう。身をよじらせて悶えている

 

「あ…美智子、美智子…」

 

おじさんと遊ぶ美智子

 

この売女がぁぁっ!

 

こうして美智子に裏切られ、一人、夜道で、泣いた。

 

 

本当に締まりのない一日を過ごしてしまった大学生の日記

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どうも、オクラ大学生の宍戸です。

 

突然、なんですけど、今、自分すげーぽへーとしてるんですよね。

 

ぽへーっと。

 

直前に降り積もる課題の山を終わらせたばかり。

 

朝日を浴びるような爽快感を感じた直後妙な焦りを覚えるんですよ

 

「あれ、俺このままでいいの…?」

 

コーヒー片手にスマホをいじってるとき、意にそう思ってしまう。

 

衝動に任せてメモ帳を開くと、やはり直近の課題提出日はない。

 

それを確認してもなお不思議な罪悪感が頭から離れない。

 

何か趣味に打ち込んでもしつこく脳髄にへばりついたまま。

 

そんな感じで今日は心ここにあらずって感じでしたね…。

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…お前も…一緒なのか…?

 

何をしても、それに対しての意識が向ききってない

 

なんとなくしこりの残る学校生活でしたね、今日は…

 

面白い記事を書けなくて申し訳ない!でもこんな調子ですから…許して…

 

こんな日も振り返れば、いい思い出の一部になるのかな、と思って綴りました。

 

せめて、家では本一冊ぐらい読んで何かしら達成感を味わなければ…

 

明日からの日々はもっと燃える日常にしていきたいなぁ

 

ちなみにオクラは免疫力を上げるのに一役買ってくれるということなので、寒さに負けないためにもキムチ鍋にぶっこんで食しましょう!

 

ありがとうございましたm(__)m

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(オクラの旬って夏やけどな…)

 

疲れているとうんこ踏んだだけで笑えてくる。

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いいウン…チョコソフトですね。

「ブリュ」という下から這い上がる嫌な気配を感じたとき、既に事件現場から数メートル先にいた。

 

人の歩く速度は存外速いもので、「あっ」と思った時には、もう引き返せないほど離れてしまっている

 

…僕は今、何を踏んだんだ…?

 

人の往来に巻き込まれている今の自分にそれを確かめる術はない。

 

何も悟られることがないよう、神妙な面持ちのまま歩を進める。

 

最悪だ。日を跨いだころに全力で課題に打ち込んでいたせいだ。

 

 

暴力的な量の課題が降りかかっている。今までの進捗を考えても、体を壊すぺースを維持しない限り、終わることはない。

 

「ふぅ…」

 

ふと空を見上げる。朝日が眩しい。いったい何度目の朝だろうか?

 

にしても俺、うんこふんじゃったよ。

 

いや、一体うんこ踏むのなんていつぶりだろうか?

 

笑っちまうよな。大学生がうんこ踏んでショック受けてるなんて。

 

そのとき、あるギャク漫画を思い出し、不思議と笑みが零れた。

 

そのマンガにはうんこが出る場面が満載で小さい頃はそれを見て腹を抱えて爆笑していた。

 

懐かしい記憶だ。課題に埋もれる自分とは遠く隔たった場所に昔の自分がいる。

 

あの頃はただ自由だった。勉強をほっぽりだして友達と馬鹿騒ぎして、ただただ毎日が楽しくて、楽しくて、待ちわびる明日がただ愛おしかった。

 

もしかして、その懐かしき自分はこのうんこを通してエールを送ってくれるのではないか、ふと、そう思った。

 

大人になりたい、ひたすらそう願ったあの日の自分が今の自分のことを知ったらどう思うだろう。

 

ヘロヘロで、何か圧倒的なもの同士の狭間で擦り減っている、自分。

 

情けねーよ、今の自分。

 

こんな姿見せらんねーよ。

 

「…よし、とりあえず、今日もやるしかねーか…」

 

あの日夢見た未来に、今の自分がいる。

 

胸を張って、今日を生き抜こう。

 

うんこを踏んで、僕はそう決意したー。

 

 

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『はっ?』